【ビタミンA】(レチノール、β-カロテン)


【ビタミンA】(レチノール、β-カロテン)


<ビタミンAについて>

・水には溶けない。(脂溶性ビタミン群)
・熱には安定。
・酸化されやすい。
・体内でβ-カロチンから合成される。

ビタミンAは脂溶性ビタミン群に分類され、レチノールとβ-カロチンの2種類が存在します。

レチノールは、動物性のビタミンAの効力をもつ成分で、牛・豚・鶏のレバーやウナギなど
に含まれています。

一方、β-カロテンは、緑黄色野菜などの植物性の食材に多く含まれており、体内で
ビタミンAに変換合成されます。

<ビタミンAの摂取時のコツ>

ビタミンAは脂溶性ビタミンですので、脂肪の含まれる食材と同時に摂取すると吸収率があがります。
また、緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換してくれま
すが、動物性のレチノールは摂りすぎると疲労感や吐き気、睡眠障害、食欲不振、皮膚の荒れなど
の過剰症が出ることがあるので注意が必要です。


 
<ビタミンの必要な摂取量>

成人1日当たりの必要量 男性:700〜750μg 女性:600μg


<ビタミンAのお肌への効果>

・お肌を整え肌あれを防止
ビタミンAはお肌のターンオーバーを促進しお肌の表面を整えてくれます。
ビタミンAは、お肌やお肌の付属器である爪や髪を健康な状態に維持するのに必要な成分であり、
不足すると新陳代謝が低下し、お肌が角質化しやすくなるます。つまりお肌がカサカサしてきて
最終的にはシワになってしまいます。また、爪や髪毛が乾燥してしまい傷んでしまうことがあります。

<ビタミンAのお肌以外の効果>

・活性酸素を除去します
ビタミンAはビタミンC、Eに並び代表的な抗酸化ビタミンです。
特にβ-カロチンは、ガンや心筋梗塞、脳卒中、老化の原因となる活性酸素の増加を防ぐ作用
などが明らかにされています。

・風邪を予防する
お肌の新陳代謝を高めることによりお肌は健康になり免疫力を上げます。抵抗力を増したお肌は
ウイルスなどの病原微生物の侵入を防いでくれます。また、肺・気管支などの呼吸器系統の病気
の感染に対して抵抗力が増します。

・ガンを予防する
ビタミンAはお肌以外の上皮細胞の免疫力を高めますのでガンの予防につながります。
また、ビタミンAそのものに発ガン抑制作用があると言われています。

・疲れ目や視力低下の防止
網膜に存在し、明るさや暗さを感じる光受容体には多くのレチノール(ビタミンA)を含んでいます。
これらのレチノールが不足すると夜盲症などの目のトラブルが生じます。

<ビタミンAに影響される症状>

ビタミンAの欠乏症

夜盲症などの視力障害。
眼、角膜の乾燥症。
からだの発育の停止。
お肌や粘膜上皮の角化。
骨や歯の生育不良。


ビタミンAの過剰症

吐き気、頭痛、発疹、下痢、疲労感、睡眠障害など

<ビタミンAが含まれている食材>

レチノール: 鶏・牛・豚の肝臓、うなぎ、いか、バター、マーガリン、チーズ、卵、牛乳、肝油
β-カロチン: 小松菜、にんじん、春菊、ほうれん草、かぼちゃなど緑黄食野菜、スイカ


◆補足

ビタミンAはとりすぎに要注意!
多くとりすぎると毛が抜けたり、発疹が出たり、頭痛、肝障害なども。
不足症状: 夜盲症(とり目)、皮膚の乾燥や角質化など。




 
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